ソーシャル芸能へんしゅう部

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芥川賞受賞!!「火花」ピース 又吉 直樹 先生の他作品をまとめてみた!

火花 (文春e-book)

 

 

先日、人気お笑い芸人のピース又吉直樹さんが、お笑い芸人では初の芥川賞を受賞しました。ここ数日は、どの書店を回っても「火花」は売り切れ。文学に興味のない私でも、芥川賞の影響力の大きさを実感しています。

 

そんな又吉さんですが、さすが読書好き芸人言われるだけあって「火花」以前にもいくつか著作があるようです。今回の受賞につながる何かが見えてくるかもしれないと思い、主な作品をまとめてみました。

 

ちなみに、私を「火花」を含めて一冊も読んでおりませんのであしからず(笑)

 

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「カキフライが無いなら来なかった」

カキフライが無いなら来なかった (幻冬舎文庫)

 

文筆家 せきしろ氏との共著。通常の575ではなく、型にとらわれず自由に詠む自由律俳句集。二人の句と、二人が撮影した写真で構成されている。本著が又吉氏初の著作。

 

初めての著書が自由律俳句集とは、文学好きでお笑い芸人というロックな職業を生業としている又吉さんらしいです。

 

まさかジープで来るとは (幻冬舎文庫)

 

同じく せきしろ氏との共著第2弾。両書とも文庫版には、書下ろしがあるようです。

 

「第2図書係補佐」

第2図書係補佐 (幻冬舎よしもと文庫)

 

芸能界きっての読書好きである又吉さんが、太宰治江戸川乱歩など過去の巨匠の作品を自身の話を織り交ぜつつ作品を紹介するコラム集

 

文学って何から読んでいいのかわからない…難しくてとっつきにくそう…と思っている方には文学入門としておすすめの一冊かもしれません。

 

巻末に、芥川賞作家である中村文則の対談が掲載されています。本著が刊行されたのは2012年。まさか数年後に、中村さんと同じく芥川賞作家になるとは、この当時の又吉さんは夢にも思ってなかったのではないでしょうか(笑)

 

「鈴虫炒飯」

鈴虫炒飯

 

書道家 田中象雨さんとの共著。鈴虫炒飯とは、嚙むと鈴虫の鳴き声のように美しい音が響く炒飯のこと。そんな創作四字熟語がいくつも収められた一冊。

 

芸人らしい、ややお笑いよりの著書に見えますが、創作四字熟語となるとお笑いセンスだけではなく文学センスも要求される気がします。

 

「芸人と俳人

芸人と俳人

 

 

俳人 堀本祐樹氏との共著。お笑い芸人である又吉さんが、気鋭の俳人である堀本さんに2年間弟子入りして気が付いた俳句の極意や、その成果が収録された一冊。

 

話題となった「火花」の後に刊行された本書。過去に自由律の俳句を発表していた又吉さんが、小説家としてデビューし、その過程で定型の俳句を本格的に学んでいくという流れは非常に興味深いです。

 

◆感想

過去の著作を見返してみると、ここ数年の又吉さんが非常に精力的にジャンルを問わず文学活動に力を注いでいたことがわかりました。

 

地道な活動による経験の蓄積が「火花」の受賞につながったのかもしれません。次回作がどうなるかなるのか今から待ち遠しです!それまでには「火花」読みたいと思いますw