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アルスラーン戦記 2巻 (荒川弘 版) 感想 ネタバレ注意【アニメ&漫画】

アルスラーン戦記(2) (講談社コミックス)

 

漫画「アルスラーン戦記」2巻感想です。※ネタバレ注意

 

漫画:荒川 弘  原作: 田中 芳樹

 

王都炎上。残されたのは王子ひとり、騎士ひとり。壊滅に追い込まれたパルス軍。騎士・ダリューンと王子・アルスラーンは、ただふたり、戦場から敗走する。絶望から這い上がり、国を取り戻すために、ふたりは、稀代の天才軍師・ナルサスの元を訪れる。そして、あえなく拒絶される。消える王国、生まれる希望‥‥。「ひ弱な」王子・アルスラーンを待ち受ける運命は!?

『アルスラーン戦記(2)』(荒川弘, 田中芳樹):講談社コミックス|講談社コミックプラス

 

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第五章「君主の度量」

◆旧ダイラム領主ナルサス

ダリューンの盟友でダイラム旧領主ナルサス。ナルサスは、5年前東の三国同盟が50万の大軍でパルスに侵入した際、国王から一兵の兵も借りることなく、捕虜の解放と流言によって同盟間の疑心暗鬼を引き起こさせ、見事パルスを勝利に導いた男。

 

ダリューンはナルサスが宮廷から追放されたものと思っていたが、真実は宮中内の不正を正すため様々な改革案を王に提案したところ、暗殺の標的となり危険を避けるため自ら宮廷を去った。

 

ナルサス

「芸術は永遠、興亡は一瞬!」

 

現在は、隠居生活を送り山荘で絵を描いて過ごしているが、絵には見えない謎の絵画を描く独特の感性を持ち、自らの作品に絶対の自信を持っている。

 

ナルサス

「殿下いまさら申し上げるも詮無きことながら、父王陛下は奴隷制度を廃止なさるべきだったのです」

 

ナルサスに事情を話し考えを聞こうとするアルスラーン。ナルサスは、王都エクバターナに至るまでの道のりは屍の山が築かれると語り、国王は奴隷制度を廃止すべきだったとアルスラーンに語る。

 

ナルサス曰く、このままでは改宗による自由をエサにエクバターナの奴隷達がルシタニアに確実に寝返ってしまう。ナルサスの話しを聞き戦慄するアルスラーンは、なんとかするためにナルサスの協力を仰ごうとする。

 

しかし、すでに世捨て人であるナルサスはアルスラーンの打診を丁重に断ってしまう。

 

ナルサス

「お前…さてはカーラーンの城の近くを通ったな!」

 

一夜明け、ナルサスの山荘近くに現れたのはカーラーンの部下達。実はダリューンは、ナルサスを巻き込むためにわざとカーラーンの城の近くを通って逃げてきた。

 

屋敷に踏み込んでくるカーラーンの部下。アルスラーンとダリューンは、屋根裏な蚊か売れナルサスが出迎える。アルスラーンたちは、ここでカーラーンの部下の口からカーラーンが大将軍に就任したことと、ヴァフリーズの戦死を知る。

 

ナルサス

「帰ってカーラーンの犬めに伝えてもらおう!腐肉は一人で食え!ナルサスには不味すぎるとな!!」

 

ナルサスを部下に加えようとしたカーラーン。当然ながら、ナルサスはこれを拒否。屋敷にあらかじめ仕掛けられた落とし穴でカーラーンの部下達を捕らえてしまう。

 

◆ナルサスが仲間に!

ヴァフリーズの死を知り悲しみに暮れるアルスラーン。そんなアルスラーンは、改めてナルサスに仲間に加わるよう頼み込む。

 

アルスラーン

「ナルサス卿、お主を宮廷画家としてむかえよう」

ナルサス

「……気に入った……なかなかどうして…」

 

再度断ろうとするナルサスであったが、アルスラーンが仲間になる代償の提示したのは、金でも身分でもなく「宮廷画家」としての地位。その一言でアルスラーンが気に入ったナルサスは、一行に加わることを承諾する。

 

第六章「救いの一矢」

◆新たな仲間達

アルスラーン

「我らの中でこんな美味な食事を作れるものが他にいるか?」

 

ナルサスと一緒に旅の仲間に加わろうとするエラム。ナルサスは、一度は抵抗感をみせたもののアルスラーンの提言によりエラムも加わることとなる。

 

ナルサス邸の落とし穴から抜け出たカーラーンの部下達。しかし、そこにナルサスたちの姿はなく、アルスラーン一行はナルサス邸の近くに作られた隠れ家の一つに潜み敵をやり過ごす。敵を生かしておいたのは、彼らを利用して包囲網を抜け出すため。

 

ナルサス

「貴方がそのような意味においてアンドラゴラス王の後継者たらんと思われるのであれば、私は宮廷画家の地位をいつでも捨てますぞアルスラーン殿下」

 

ナルサスは、隠れ家となった洞窟内でアルスラーンに王のあるべき姿を説き、アンドラゴラスの後に続くような王になるのならばアルスラーンの下をすると警告する。そんなナルサスの話しを聞き、キモに命じようとするアルスラーン。

 

ダリューンに、カーラーンを見つけても殺さないようにと指示するナルサス。ナルサスの推測によると、カーラーンはないやら見当がつかないような途方もないことを知っている。

 

◆エクバターナの危機

一方、ついにルシタニア軍に包囲された王都エクバターナ。城壁で盛られているものの、国民の間に広がる動揺。

 

そんな中、ルシタニアが連れてきたのは捕虜となった万騎長シャプール。

 

ボタン

「神に逆らう者の末路を場内の異教徒度もに思い知らせてやろうぞ!」

 

イアルダボード教の大司祭にして異端審問官ボダンは、シャプールをパラス兵の目の前で拷問し異教徒への見せしめを行おうとする。

 

シャプール

「どうせオレは助からぬ!ルシタニアの蛮人になぶりごろされるより味方の矢で死にたい!!」

 

ルシタニアの手でなぶり殺しにあうよりも、同胞の手で死にたいと望んだシャプール。叫んだ直後に彼の額には一本の矢が…。

 

シャプールを手にかけたのは、パラスの兵ではなく琵琶を手にした謎の男。男は、シャプールを苦しみから解放したとして、王妃より恩賞を賜ることとなる。

 

第七章「流浪の楽士」

◆楽士ギーヴ

タハミーネ

「そなた名はなんという…」

ギーヴ

「ギーヴともうします王妃様…旅の楽士でございます」

 

シャプールに止めをさした旅の楽師 ギーヴは褒美を受け取るため王妃に謁見する。

 

王妃の前で、侍女から詐欺師呼ばわりされるギーヴ。ギーヴは、自らを現存しない古の国家シースターン広告の王子と名乗り、その侍女に手を出していた。

 

ギーヴ

「(しわいな…500枚はくれるものと思っていたが)」

タハミーネ

「そなたが私の侍女を偽った罪の分は差し引いてありますからね」

ギーヴ

「…はい…」

 

ギーヴは、王妃の前で自慢の琵琶と詩を披露し、矢とあわせて金貨200枚の報酬を受け取る。

 

◆奴隷の謀反 

ガルシャースフ

「大将軍…ヴァフリーズ殿…!!」

 

エクバターナ城壁でパルスとルシタニアの攻防が続く中、場外では大将軍ヴァフリーズや討ち取られた万騎将たちの首がさらされる。ヴァフリーズの死にショックを受ける王妃。タハミーネは、国王の安否を尋ねるも何故かアルスラーンのそれを口にすることはなかった…。

 

城壁の守護を任されている万騎長ガルシャースフは、同じく万騎長のサームに城壁の外に討って出ることを提案する。理由は、ルシタニア軍が城外からエクバターナの奴隷に改宗による自由を訴え、奴隷達の間で動揺が広がっていたため。

 

サーム

「お主は10人の謀反人を殺したが代わりに1000人の謀反人を生むことになるぞ…」

 

そして、ついに場内の奴隷達が放棄をし始める。ガルシャースフは、神殿に火を放ち西門を開けようとした奴隷達を粛清したもののその結果幾人かの奴隷を切り殺してしまい。興奮ガルシャースフを止めた、サームは奴隷による謀反の拡大を危惧する。

 

サームの読みどおり、拡大する奴隷達の反乱。栄華を誇った王都エクバターナに暗雲が立ちこみ始めた。

 

◆王妃逃亡?

ギーヴ

「王妃様自らの!?」

フスラブ

「さよう、秘密の通路を通って王妃様を安全な場所へお連れしてもらいたいのだギーヴよ」

 

王宮に滞在していたギーヴは、パルス宰相フスラブに呼び出され王妃を城外へ逃がすよう依頼される。

 

渋々引き受けたギーヴは、秘密の地下通路を通って脱出を試みるも、そこに待ち受けていたのはカーラーンと銀仮面の男だった…。

 

 第八章「血塗れの門」

◆銀化仮面の因縁、火に包まれるエクバターナ

銀仮面卿

「これはこれは…光栄あるパルスの王妃様は民衆をすて自分ひとり脱出なさるおつもりか…」

 

ギーヴがつれていたのは、実は変装していた王妃の侍女。そのことに気がついたギーヴと侍女との間で一揉めあった後に彼らの目の前に現れたのはカーラーンと銀貨面の男。

 

自らを「パルスにまことの正義を布こうとする者」と名乗る銀貨面は、侍女が本物の王妃でないことにギーヴ同様気がつき躊躇なく彼女を手にかける。

 

銀仮面は、ギーヴを部下に任せカーラーンと共に真の王妃を追うためその場を立ち去った。4対1の戦いを強いられたギーヴあったが、持ち前の剣の腕前であっという間にその場にいるルシタニア兵全員を切り伏せてしまう。王都を脱出すべきか悩んだギーヴは、混乱に乗じて火事場泥棒を実行すべく王宮へ逆戻りする。

 

いつにも増して城壁への激しい攻撃を加えるルシタニア軍。違和感を覚えるサームであったが、次の瞬間王宮から火の手があがる。

 

ルシタニア兵

「蹴散らせ!!イアルダボード神の恵みだ!!パルスの王宮は我らのものぞ!!」

 

先ほどの地下通路から侵入してきた大量のルシタニア兵。戸惑うパルス兵は一方的にやられてしまう。

 

サーム

「カーラーン!お主なぜ国を売った!!」

カーラーン

「ゆえあってのことよ!おぬしにはわからぬ!!」

 

王宮の異変に駆けつけたサームは、裏切り者であるカーラーンと対峙する。交戦する両者であったがサームの周囲をルシタニア兵が取り囲み、劣勢とみたサームは脱出を図ろうとする。しかし、そこに居合わせた銀仮面の槍によって致命傷を負ったサームは、逃げ延びることなくルシタニア兵に討ち取られる。

 

一方、外ではついに城壁が破られルシタニア軍がエクバターナへとなだれ込んでいた。ガルシャースフがこれに対応しよとするも圧倒的数の前に彼もまた討ち取られてしまう。

 

第九章「流血の狂宴」

王都にルシタニアが侵入したとは知らず、ダリューンと剣の稽古に励むアルスラーン。これまでは、いやいや取り組んでいたが敗戦とヴァフリーズの死によって自ら訓練を申し出るほど真剣に取り組む姿勢を見せる。

 

ナルサスたちは「14日の夜に山の外にいる仲間達と呼応して突破する」と計画を立てるも、偶然と通りかかったきこりに作戦を聞かれてしまい。情報が、彼らを追うカーラーンの部下に伝わってしまう。

 

ナルサス

「山中こもっていて暦を見ることができなかったのでな、日にちを間違えた」

カーラーン部下

「貴様っ…!!」

 

だが実は14日決行は、ナルサスの罠。アルスラーン一行は、ナルサスが流した誤った情報によって生じた隙を突き見事包囲網を突破。

 

アルスラーン

「(エクバターナよ…まだ陥てくれるな…)」

 

逃げる最中にアルスラーンはエクバターナの無事を祈る。

 

ボダン

「奪え!殺せ!!望むがままを行え!!全ては神の思し召しであるぞ!!」

 

しかし、アルスラーンの祈りもむなしく、エクバターナはルシタニア軍の手によって陥落。栄華を誇った王都は、略奪と虐殺が横行する地獄と化していた。

 

そして、ついにエクバターナ王宮にルシタニア国王イノケンティス7世が入城する。

 

第十章「囚われの王妃」

混乱に乗じてギーヴはエクバターナを脱出。逃げ遅れた宰相ブスラフは、銀仮面に見つかるも王妃の隠れ場所を教える代わりにその場の命は取り留める。

 

銀仮面卿

「あの頃と少しも変わらぬ…幾人の男の生命と運命を糧にすればこうも美しくいられるのだ…人妖め!」

 

銀仮面に見つかったタハミーネ。銀仮面は、タハミーネとも因縁がある。

 

タハミーネは、もとは「バダフシャーン公国」の宰相の婚約者だった。しかし、主君のカユーマルスがこれを奪い宰相は自殺。ただし、カユーマルスもまたパルスとの戦の最中自殺。その後、先代パルス国王であるオスロエスと現国王で弟のアンドラゴラスとの間でタハミーネの奪いあいが起こったものの、オスロエスは病死してしまう。ただし、これはアンドラゴラスによる暗殺との噂もある。

 

イノケンティス7世の眼前につれてこられたタハミーネ。兵士達は、これまで家臣によるあらゆる残虐を許してきた国王による裁きを期待したが、彼らの気持ちとは裏腹にイノケンティスはタハミーネに一目ぼれしてしまう。

 

イノケンティス7世

「敬虔なるイアルダボード教徒の妻となることこそ彼女の運命かも知れぬ」

 

タハミーネを妃にするといい始めたイノケンティス。家臣たちが必死に止めようとするもイノケンティスは聞く耳を持とうとしない…。

 

ルシタニア兵

「陛下がタハミーネを妃にすると言ってきかないのです!」

ギスカール

「あぁ!?」

 

困り果てた家臣が頼ったのは、イノケンティスの実弟ギスカール。何もしないイノケンティスとは異なり、ルシタニアの実務はギスカールが担当している。そのためか、軍人からの信頼も厚い。軍人達は、前線で戦わないにも関わらず強い発言力を持つ大司祭ボダンを好ましく思ってない。

 

そんなギスカールが忠告しようとするもイノケンティスはすでにタハミーネを妃にすると決めており注意すらさせない始末…。

 

ギスカール

「間違って兄じゃに子なんぞできたらと考えるだけで…胃がねじ切れるわ!?」

 

イラつくギスカールは、次期国王を狙っているのかイノケンティスに子供を生ませたくない。

 

ルシタニア兵

「もらうぞ!」

商人

「はっ…はい!いくらでも!」

 

戦火が落ち着いたエクバターナを我が物顔で歩くルシタニア兵。商店の食べ物を横取りし好き放題。

 

少年兵

「ルシタニア人の奴隷をしらないか?3年前エクタバーナに連れて来られ奴隷にされたルシタニア兵を探している!」

 

その中で、興行師をたずねる少年が一人。彼は、かつてアルスラーンを人質王都から脱走したルシタニアの少年兵だった…。

 

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