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東京喰種 トーキョーグール 小説 「昔日」 感想 ※ネタバレ注意 キャラの過去を知るためにはおすすめ【アニメ】

東京喰種〈トーキョーグール〉 【昔日】 (JUMP j BOOKS)

 

漫画「東京喰種」小説版「昔日」感想です。※ネタバレ注意

 

・あらすじ

まだカネキが人間だった頃。霧嶋姉弟が一緒に暮らしていた頃。リゼが食事を楽しんでいた頃。ミラクルジャンプに連載した本編開始以前の物語、書き下ろし&イラストを加え書籍化!!

 

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各話内容&感想

 

全6話。

 

1.「異族」

主役はトーカちゃん。カネキと出会うよりもかなり前、アヤトととも袂を分かつ以前の話。喰種であるトーカちゃんは、とある父子と出会う…。彼女が学校へ通うきっかけとなった物語。

 

一応メインヒロインであるトーカの話なため、人間と喰種の歩み寄りや相互理解、そこから生じるトラブルや愛憎などが俯瞰的に描かれた非常に「東京喰種」らしいお話。

 

2.弧読

高校時代の金木くんの物語。金木くんが、伯母の家でいかに孤独な生活を強いられ、その中でヒデの存在がどれほど重要だったのかよくわかるお話。金木くんと本との関係もより理解が出来る。

 

彼にとって偽りの家庭から解放される大学生活は本来希望に満ちていたはずだったんだなぁ…と本編読者としてキャラが可哀想になるオチだった(笑)

 

3.惹者

万丈とリゼの11区時代の物語。主役は我らが万丈さん。リゼの素行をめぐる喰種同士の争い。ややミステリー調。万丈のリゼへの少しゆがんだ憧れと恋心がよくわかる。

 

オチは意外だったような、そうでもなかったような…。

 

4.徒口

アカデミー時代の暁の物語。暁の喰種捜査にかける想いが改めて知ることができる一編。実は家族想いのサイコ捜査官 真戸呉緒さんも登場。優秀であるはずの彼が何故上等に甘んじていたのかも説明がある(後付な気もするけどw)。

 

5.似色

主役は、馬糞ニシキ先輩の彼女 貴未。大半は普通の人間である貴未の話だが、彼女の喪失や絶望を描くことによって、ほとんど登場しない西尾錦のそれも間接的に表現している点が上手い。その二つが最終的に重なるところも唸った。

 

6.魔猿

主役は魔猿こと古間さんの話。ラストだからか、ちょっとコミカル。戦いに明け暮れ心が荒んでいた魔猿が、芳村店長と出会うことによって社会や生き方、そして人間を知っていくという少し笑えて心温まる物語。

 

総評

★★★★

ノベライズの力を入れている「東京喰種」ということもあって、漫画本編の片手間に書かれたという印象は全く受けなかった。高クオリティ。本作を読むことで、キャラクターの理解が進み、本編をより一層楽しむことが出来るようになるかも知れない。読みやすい点もおすすめ。

 

 

東京喰種〈トーキョーグール〉 【昔日】 (JUMP j BOOKS)

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