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ユリ熊嵐 1話&2話 感想 考察 「ユリ」「熊」「透明な嵐」各種キーワードについて考察してみました【アニメ感想】

ユリ熊嵐 第1巻 [Blu-ray] 

〈公式〉TVアニメ「ユリ熊嵐」公式サイト

 

TVアニメ「ユリ熊嵐」1話&2話感想です。考察中心。

 

少女革命ウテナ」「輪るピングドラム」など、抽象的かつ難解な作品を世に送り出してきた幾原邦彦 監督の最新作「ユリ熊嵐」がスタート!

 

感想はというと…

 

意味不明です!!!

 

しかし、分からないままだと悔しいので考察します!!

 

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テーマは?

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1話と2話を見た時点で、本作は「大人になりたくない思春期少女の脳内世界」をベースに、「プラトニック」と「エゴ」を同時に描いています。その上に、誰もが心の中に持つ「特別な自分」と、それをかき乱す「社会」や「ルール」の抽象的な表現に挑戦していると思いました。

 

「プラトニック」=「スキを諦めない」、「エゴ」=「背徳」=「ユリ」。

 

基本的に女子オンリーなのは、「トーマの心臓」や「風と木の詩」で少年同士の恋模様が描かれたのと同じ理屈かと思います。

 

「熊」について

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熊は、“食べる=体内に取り込む=受け入れる=愛情表現”、つまり背徳的な自分を肯定する存在のメタファーではないでしょうか?しかし、食べることは「罪」なので「断絶のコート」で「ユリ裁判」を受けます。「愛と罪」は幾原邦彦 作品では必ず描かれるテーマです。

 

では何故熊か?というと、一つは熊が世界各地で神聖な動物とされ、アイヌ民族などからは神の使いとみなされていたから。もう一つは、アイヌもそうですが、その熊を信仰の対象としてあえて殺す儀式を持つ民族が複数存在したからだと思います。

 

猛獣としておそれる一方で神として崇め、一方で信仰心から殺す。この複雑な感覚を作品に取り込みたかったのだと推察します。

 

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キャラに関しては、名前に百合のつく子は全部熊。おそらく先生も「ユリーカ」なので熊。紅羽の母親を食い殺したのは彼女の可能性が高いです。

 

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熊が複数体いるのは、葛藤のメタファー。メイン熊が何故2匹で、るるにどういう役割があるのか今の所わかりません。

 

クマリア流星群は第二次性徴における自我の爆発。既存的価値観への反抗心。

 

紅羽が熊を憎んでいるのは、自己矛盾のメタ表現。

 

「断絶の壁」について

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「断絶の壁」そして、紅羽の熊に対する憎しみは、どちらも進撃の巨人の影響が見られました。進撃の巨人は社会的な流れを濃く反映してましたが、本作は人間の内側と外側との隔たりというメタファー色が強いです。

 

進撃の巨人と違い、壁が完全でない点が心理の具象化だと思った理由。

 

「透明な嵐」について

社会への強い同調圧力。誰しもが心の中に持っていたオンリーワンの内的世界を破壊する災害。「個」の否定。例外の排除。

 

「透明」というキーワードは、サカキバラ事件を想起します。「輪るピングドラム」でもキーワードになっていました。たいていの人は社会への迎合は当然としながらも、自分が特別であることと、特別であることの尊さを心のどこかで信じています。「透明」であるかないかは、その境界線。

 

OPの歌詞にある「教会」=「社会」「ルール」、「それを裏切る」=「個への執着」。

 

「断絶のコート」「ユリ裁判」

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「裁判」=「理性」。「本能」という言い訳、理屈によって「エゴ」を自ら認める場。しかし「理性」なので揺らぐ可能性アリ。

 

「クール」=「規律」「協調性」なので検察官。「ビューティー」=「欲」「願望」自らの行動原理、言い訳担当なので弁護人。「セクシー」=「衝動性」「無意識」本質に近いので最終決定権がある、だから裁判長。

 

3匹がオスである理由はまとまってません。

 

嵐が丘学園」

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嵐が丘」という、エミリー・ブロンテの有名な小説があります。共通点があるかもしれませんが、読んだことないのでわかりませんw

 

校舎が三角形なのは、三角関係を意味していると思いますが、三角関係がどう展開するのかは予想できてません。

 

「ユリ承認」からの「ユリパート」

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銀子

「紅羽…私はあなたを食べる」

 

といいつつ、純花のように本当に食べるわけじゃないユリパート。

 

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「私の望むもの」「透明な嵐の中 私は探す」「約束のキスを…私に…」がキーワードになってます。「約束」とは、「スキ」が「承認」されることが約束されているという意味かも。

 

それにしても、ここはあかん場面や!!

 

まとめ

ひとまず、現時点での自分なりの考えをまとめてみました。正直まだわからないことだらけですw みなさんはどのように解釈されましたか?

 

今後、お話しが進めばわかることもあるでしょうし、分からないまま終わることもあると思います。とにかく見続けてみないことにはなんともいえません。

 

果たして、最後までついていくことができるのか…!?