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PSYCHO-PASS サイコパス 劇場版 感想 ※ネタバレ注意【アニメ感想】

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劇場版「PSYCHO-PASS」感想です。 ※ネタバレ注意

 

・あらすじ

西暦2116年、「シビュラシステム」を輸出し、世界に広げようと計画する日本政府は、内戦状態のSEAUn(シーアン=東南アジア連合)の首都シャンバラフロートにシステムを実験的に導入。しかし、SEAUnからテロリストが日本に密入国し、シビュラシステムの中枢に攻撃をしかけてくる。公安局刑事課一係の常守朱密入国者たちと対峙するが、やがて彼らを裏で手引きしている人物の存在が浮上する。その人物は、公安局刑事課一係の執行官だった男で、常守朱のかつての仲間だった。

 

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劇場版「PSYCHO-PASS」感想

ついに、公開された劇場版「PSYCHO-PASS」!早速、映画館に足を運んできました!

 

総評はというと、面白かったです!ただ、一つの映画作品としてみると若干のカタルシス不足やオチの展開に不満のある方がいるかも知れません。しかし、「PSYCHO-PASS」シリーズの一つとしてみる分には今回の映画は非常に楽しいものだと感じました。特に劇場でしか味わえないド迫力アクションがすばらしかったです。もちろん、咬噛さんも大活躍w

 

2期との関連性はあまり無いので、1期だけしか見てないという方でも、公式サイトなどで2期キャラクターの予習させすれば十分楽しめるかと思います。予習といっても、本編ではほとんど出番はないのですが…。

 

今回の映画でもシビュラシステムや朱ちゃん、咬噛と何一つ決着がついてないので「PSYCHO-PASS」シリーズおそらくまだまだ続きますw アニメ3期、もしくは劇場版第2弾がアナウンスされるのも遠くないのではないでしょうか?

 

ストーリーについて

 

ストーリーに関する感想です。

 

今回の舞台は、内戦状態の中、シビュラの試験導入がされている架空の国SEAUn(シーアン=東南アジア連合)。あらすじにも書いてありますが、日本に密入国してきたテロリスト達を朱ちゃんたち公安が鎮圧。捜査結果からテロリストの出身国(シーアン)とテロリスト達と咬噛との関わりが発覚し、日本のシビュラが輸出され試験的に運用されているシーアンに朱ちゃんが派遣されるとこからスタートします。

 

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その後、現地に到着した朱は憲兵隊の制止を無視し、反政府ゲリラとして戦う咬噛と合流。そこから色々あって、朱はシーアン政府の異常に気がつき捜査。朱や咬噛を厄介視する憲兵隊や彼らが雇った凄腕傭兵たちに命を狙われるも何とか生き延び、最終的にはシーアンの真相にたどり着きます…。

 

これまでのシリーズとの違いは、日本以外の世界の描写です。作品内では日本だけがシビュラのお陰で崩壊を免れているという説明が何度か触れられましたが、今回はそんな世界の実状が明らかにされます。

 

個人的に今回の映画は「PSYCHO-PASS」世界には何故シビュラが必要なのか?という解説でもあったと思います。

 

平和な日本では分かりにくい部分が作品全体で説明されているように感じました。シビュラが導入されている快適な首都シャンバラフロートと、そこから一歩踏み出した世界との対比や、そして、シャンバラ内部での色相格差は日本以上にシビュラがもたらすものに対しての良し悪しがはっきり描かれて印象的でしたね。

 

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オチを言ってしまうと、一応の黒幕は憲兵隊の大佐ニコラス・ウォン(cv神谷浩史)で、彼が指導者であるハンを暗殺し影武者を立て、シビュラシステムを欺き、自分たち憲兵隊の犯罪係数を捏造して、国家を自分の手におさめようと画策していたという話なのですが…

 

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実はそれは全部シビュラの手のひらの上で、ハンの影武者は禾生局長とおなじ同じくシビュラおじさん。ニコラス・ウォンはシビュラの海外輸出実験とそのインフラ整備のために利用され、最終的にはシビュラに邪魔者と判断され仲間と共に皆殺しにされます。

 

朱ちゃんが派遣された理由は、シーアン政府中枢に公安をもぐりこませ、悪事を知られたくない憲兵隊がアクションを起こしたところであぶりだして一掃するためのエサが必要だったからです。

 

ラストは、実はシビュラがシーアンを自分たちの支配下におくための計画に過ぎなかったということを知った朱が、再度シビュラと対話し、人間の歴史を尊重し選挙でシビュラの導入を決めろ!と説教をして、シビュラがそれを承諾して選挙が開かれて終わりです。

 

ラストのシビュラ黒幕オチは、「またお前かよ!」「出たよ!日高のり子!!」と言いたくなりましたが、世界観的に仕方ないかと思います(笑) ただ、咬噛さんの戦いや仲間の死が無下にされた印象をどうしても受けてしまいました。せっかくなら、シビュラと咬噛の対立が見たかったかなー。

 

ともあれ、全体のストーリーそのものは面白かったです。

 

※詳細に関しては、後ほど追記したいと思います。